小笠原父島には、ウミガメの天国のようなスポット小笠原海洋センターがあります。
ウミガメの保護をしている施設で入館は無料、餌やり体験ができたり、ウミガメについて詳しく学べたりとウミガメ好きにおすすめしたいスポット。
この記事では小笠原海洋センターの
- 場所
- アクセス
- 徒歩で行く行き方
- 体験プログラム
- 会えるウミガメ
- 周辺施設(ニチレイ跡、製氷海岸)
について小笠原ナビ(おがなび)がご紹介します。
小笠原海洋センターってどんな場所?

小笠原海洋センターはアオウミガメをはじめとする小笠原の生物の保護目的とした施設。
1982年4月に開設し、アオウミガメやザトウクジラなどの海洋生物の生態の研究は世界的な評価も得ています。
小笠原海洋センター“カメセンター”は観光から見ると、【無料】で入ることができ、50頭以上いるウミガメに餌をあげたりできる非常に楽しいスポット。

カメセンターには大村地区から車で行くのが一般的(7分くらい)ですが、歩いていくこともできます。
小笠原海洋センターに行ってみた

小笠原海洋センター“カメセンター”のエントランスはこんな感じでオレンジ色の外観が目印。
施設目の前の芝生に駐車できます。

入ると、ウミガメやクジラなど小笠原の海洋生物に関する展示コーナーがあります。
鯨の骨は圧巻です!
そのほかクジラの歯など貴重な展示のほか、ウミガメの胃から見つかるプラスチックバッグなど海洋汚染についてわかる展示もありました。

ちなみに、小笠原の文化としてウミガメを食べます。
カメ煮や亀刺などがあります。
カメ煮をいただいたことがありますが正直、“美味い!もっと食べたい!”という感じではなかったです。

カメセンターでは、ウミガメの餌やり体験をすることができます。
100円で“大人のおやつ”(キャベツ)を買ってみました。

餌やりは水槽にキャベツを優しく投げ入れるようにします。
そのまま手に持ってあげると、指まで噛まれてしまうことがあり危険です。


めずらしいアルビノの白いウミガメやまだ小さな赤ちゃんなどたくさんのウミガメを見ることができます。
カメセンターにいるウミガメは基本的に、
- アオウミガメ
- アカウミガメ
の2種類です。
小笠原海洋センターの有料プログラム
小笠原海洋センターでは、よりウミガメについて学べる有料プログラムも実施しています。
- 2時間コース:大人(中学生以上)3,240円/ 小人(小学生)2,160円(税込)
- 3時間コース:大人(中学生以上)5,400円/ 小人(小学生)3,240円(税込)
プログラムの内容は、
- 『ウミガメレクチャー』
- 『水槽案内』
- 『給餌体験』
- 『甲羅磨き体験』
が共通した内容で、3時間コースはウミガメの保全活動に直に参加し、本物の卵に触ることができるのだそう。
小笠原海洋センターの裏庭

小笠原海洋センターの裏庭には、昔の小笠原を感じさせる自然が残っています。
このあたりはニチレイの源流となる製氷会社のひとつである“日東製氷株式会社”が製氷工場を設置していました。


海洋センターの前にある海岸は“製氷海岸”と言われており、枝サンゴが美しいことで人気のあるスポット。
小笠原海洋センターの営業時間ほか
施設名 | 小笠原海洋センター |
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地図 | |
住所 | 東京都小笠原村父島屏風谷 |
営業時間 | 9:00~12:00/13:30~16:00 ※おが丸出港日は9:00~13:00の開館 |
定休日 | なし |
アクセス |
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小笠原海洋センターの口コミ
無料で入れて、勉強になります。 カメの各種体験は別料金で予約をしますが、入るだけなら、楽しいのに無料。 車では、非常に分かりにくい場所にありましたので気をつけましょう。
海ガメを気軽に見れるし、裏庭にあるタマナの巨木のある芝生のブランコは家族連れにはぜひ行ってもらいたいです。
出典:グーグルの口コミ
小笠原海洋センターに行ってみよう
小笠原 父島に来たらウミガメ好きは海洋センター“カメセンター”にぜひ行ってみてくださいね!
小笠原では貴重な「雨でも楽しめるスポット」なので、雨で海遊びができないときに行くのもアリです。
近くに“小笠原水産センター(小さな水族館)”がああるので、セットで行けば1日屋内で水族館を楽しめますよ。
この記事が、小笠原に行く時の参考になりましたら、嬉しいです。